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  • 執筆者の写真あさぬま和子

『パリにおける水道民営化実体験談と素敵な歌の夕べ』

現在、松山市の水道事業は、フランスのヴェオリア社に業務委託しております。


昨日、パリにおける水道民営化から再公営化になる途中の生の体験談を、パリ郊外に在住のオペラ声楽家の榮基子さんに、お聞きしました。


【パリでの二例の体験談】

①民営化をしてその弊害が出はじめて、地方自治体とヴェオリアの、両方が水事業に関わっている時に起きた事例


水道代が2倍近く上がったため、隣のご婦人が水道料金を支払えなくなり、水道を止められた。トイレも流せなくなり、汚物を窓から捨てはじめた。

基子さんが、地方自治体に伝えて、しばらくして改善。


②ヴェオリア社の、コンピュータシステムが粗悪で、また水道管の漏水?により、いつもの10倍の請求書が届いた事例(通常事8,000円くらいのところ80,000円)

そのことをヴェオリア社に訴えたが、水道料金明細は1年間改善がなく、1年後にやっと上の役員に訴えて通常の料金支払いとなった。


どちらもとても、恐怖を感じた体験。

(そしてその後パリも含む他の地方自治体は、水道事業を再公営化していきました。)

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そしてそのあと、ヴェオリア社に業務委託してる松山の今の話を質問形式で、松山市議の小崎さん、たぶちさんにうかがいました。

松山は、まだ民営化にはなっていないので、わたし達ひとりひとりがちゃんと認識することによって、水を共有財産として外資に売られないように、また金儲けの材料にならないように監視して行かなければ、と強く思った会になりました。

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お話もさることながら、基子さんたちからの『アヴェ・マリア』他の歌のプレゼントがとても素敵で、未来を心配もしながら

『今ここを楽しむ、今を豊かに過ごす』

ことを共有できたすばらしい会になったと思いました。

チェロやハープ、ピアノ、そして混声合唱、友情飛び入り参加してくださった皆さまに感謝です。♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪


たった1日の練習とは思えないすばらしい演奏と歌のプレゼント。

そして、未来について真剣に考えるご参加の皆さま✨✨ ありがとうございました。


会場も快く貸してくださった『のさり』の小川さんにも感謝です。


『わたし達は生まれ落ちて産湯を使い、そして、生涯を終えても、死に水をとる。

水は、命の源

そのわたし達の共有財産の水を、いつまでも守っていきましょう』


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