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  • 執筆者の写真あさぬま和子

『伊方原子力発電所視察』報告

 11月14日、『えひめリベラルの会』への12月議会の議案説明を受けた後、愛媛県および松山市議員団12人と共に伊方原子力発電所の視察へと向かいました。

 目的は現状の視察と今後の対策のためです。


 まずは到着して、広報担当者から注意事項の説明を受けた後、タービン建屋の視察です。

 陸路、侵入者への対策は素晴らしいと思いました。

 数えきれないほどのゲートをくぐって、やっとはいることが許されます。

 各自のパスコードがあり、カードをかざしてパスコード入力を繰り返し、やっと建屋までたどり着きます。陸路からの侵入者が入ることは、おそらく不可能です。


 私が乾式貯蔵施設について、広報担当者に

「空からの戦闘機や、ロケットランチャーとかには、無防備ですよね。」

 と質問をしたところ、 「万一攻撃を受けたとしても、攻撃されたあとの電力確保は何層にも緊急対策電源が、確保されております。」

 とのことでした。


【質問】

『作業員の人権問題について』~伊方原発下請け会社への、丸投げの体質について~


 あさぬま事務所に、伊方原発の下請け子会社内部から、いろいろな情報が入ってきており、先日県にも問いましたが、

 広報担当者に

「四国電力から下請けに仕事を振り分ける時に、下請け作業員にきちんと対価が支払われているかどうかの監視体制、もしくは、正当な報酬を支払う取り決めはありますか」

 と質問したところ、

「今のところ、それはありません。」

 また、

「法外な人権侵害の支払額のところは、下請け会社契約を取り消すこともできる」

 とのことでした。

 当たり前といえば当たり前ですが、そういう事が起きている現実を、議員のみなさまと伊方原発の方々に知っていただきました。

 ちなみに、伊方原発で働く四国電力社員は350人。下請け会社社員は1,350人とのことでした。


 内部は工事現場のように、工事ラッシュ。

「使用済み核燃料乾式キャスクの建設に向けての地盤作り」とのことでしたが、私から見て、大工事がとりおこなわれておりました。

 乾式貯蔵庫設置については、まだまだ勉強不足です。したがって、判断は今後また皆様の声をたくさん聞いて判断いたします。


最後に、国、経団連も含んだ施作の大失敗のつけをどう払っていくか? なるべく自然な愛媛に返すため、どうするのが1番なのか。 愛媛県私たち行政も、本気でやらないといけませんね。😊



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