あさぬま和子
『川瀬歌舞伎』保存について11/27
愛媛県で現存する唯一の歌舞伎、『川瀬歌舞伎』保存について、愛媛県庁文化財保護課、文化振興課の方々と、意見交換会を持ちました。
川瀬歌舞伎は、久万高原町直瀬に伝わる農村歌舞伎(地芝居)で、県の無形文化財に指定されています。
川瀬歌舞伎は歌舞伎と人形浄瑠璃の双方の要素を取り入れたもので、人形浄瑠璃と同じく、太夫が浄瑠璃を語り、三味弾きが音楽を奏でます。そして太夫が情景描写だけでなく、役者自身が語るべき台詞も語っています。
このような形態は全国でも数少なく、人形浄瑠璃との混交が見られます。
川瀬歌舞伎の置かれる現状を伺い、伝統的な素晴らしい文化芸能が、久万高原の人たちの努力と精進により保存されていて、また、愛媛県はその保存を積極的に行うことが不可欠だと思いました。
日本でも珍しい伝統芸能『川瀬歌舞伎』を、皆様もぜひ1度観賞くださいませ。
また、詳しく、告知いたします。😊