あさぬま和子
1/25『伊方原発トラブルの原因究明と速やかな県民への説明及び廃炉を求める申し入れ』について
先日の1/17に、伊方原発3号機の運転差し止め仮処分申し立てで、広島高裁は差し止める決定を出しました。
1/12には、原子炉から核燃料を取り出す準備作業で制御棒を引き抜くミス。
その後、1/20には燃料プール(放射線管理区域内)で、燃料集合体をクレーンでつり上げて点検用ラックに挿入する際、誤ってラックの枠に接触するトラブルが発生しております。
このことについて、原子力規制委員会の更田豊志委員長は「私たちの知る限りで前例はない」と異例のトラブルだと強調。 また、同委員会の山中伸介委員は「事業者の深刻度や捉え方が少し軽すぎるのではないか」 とも指摘されています。
私は以前から原発の安全性に疑問を持ち、一刻も早い廃炉、再生可能エネルギーへの転換を訴えてまいりました。
ここ最近の相次ぐ伊方原発のトラブルについて懸念を持ち、定期点検を直ちに中止し、原因究明とともに県民に対して説明責任を果たすべきだと考えます。
あいにく所用のため直接提出には立ち会うことができませんでしたが、県下の総勢28人の、脱原発議員が連名し、原因究明と速やかな県民への説明及び廃炉を求める申し入れを、四国電力原子力本部と伊方原子力発電所の2か所で行いました。

電力の安定供給は、私たちの生活には必要不可欠です。
しかし何より、『子供達の未来を壊さない安心安全な社会を作っていくこと』こそ最も重要です。
伊方原発3号機について、四国電力は控訴することなく判決に従って廃炉の方向に向かって欲しいと思います。
今後も他の議員、住民の方と粘り強く交渉してまいります。
みけ